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スクールの歴史

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キッズブライトについて

キッズブライトは、外国人及び日本人の両方のお子様のためのプリスクールであり、自然に囲まれた素晴らしい環境の中でアットホームで質の高い保育・教育を提供することを目的としています。私たちのスクールは西神戸の海岸沿いに位置する塩屋ジェームス山の丘の上にあり、閑静な外国人プライベート住宅街の中にあります。園庭は樹齢100年の大木が立つ小さな森のような自然環境が何よりの魅力です。

スクールが設立された始まりは、当時、外国人の家族が自分たちの子どもたちの国際教育を求めて、NPO活動としてGrassroots International Exchange Circle (草の根国際交流サークル、後に名称がGlocal & International Education Centerに変更)を立ち上げたことから始まりました。

GIECは、2002年5月、西神戸における在日外国人子弟をはじめ、地域の日本の子どもたちも対象に、英語での保育・教育を行う施設を作ることを目的に、保護者が集まって結成したNPOの任意団体です。また、地域に根ざした国際交流活動として、在日外国人家族と日本人家族の日常的な異文化交流を実現すると同時に、アメリカの子育て家族や保育者・教育者との交流や交換ホームステイ活動なども行ってきました。

2005年には、GIECの活動が神戸市全体を範囲にした国際教育と交流活動として広く知れ渡ったことにより、組織発展を目指した名称改変を行いました。2014年には一般社団法人G.I.E.C.として法人化してから、2015年に神戸市認可小規模保育園、2018年に企業主導型保育園をそれぞれ開園しました。
結成当初は小さな保護者の集まりのサークルとして始まりましたが、神戸を代表する国際交流団体の一つとして、子どもたちの国際教育、地域と海外の両方にわたる国際交流、そしてアメリカ・日本国内の先進的な子育て理念を広める市民運動も行ってきました。

Glocal & International Education & ChildcareのGlocalという言葉は、global とlocalを合体させた新しい時代の造語です。これからの時代は、地球的視野(global perspective)を持ちながら「平和」「人権」「環境」などの普遍的な問題について考えると同時に、地域的(local)次元の課題解決にとりくんでいく人間が求められています。G.I.E.C.が目指す国際教育と異文化交流の究極的な目標はここにあります。
 
2002年10月、神戸市垂水区舞子に舞子インターナショナル・プリスクールとして運営を始めて8年後の2010 年の夏に、同じ垂水区の現在の塩屋町に移転しました。30年間、セントジョージ幼稚園として運営されてきた園の跡地を、私たちが引き継ぐという素晴らしい機会を得ることができました。キッズブライトという名前の由来は、ここに通う全ての子どもたちが、聡明になっていくことを願って名づけられました。

私たちのプリスクールは、過去19年間(2021年現在)で、30ヶ国 (日本、中国、韓国、米国、英国、カナダ、イタリア、フランス、ドイツ、スペイン、ロシア、オーストラリア、ニュージーランド、オランダ、スイス、トルコ、ブラジル、インドネシア、フィリピン、ベトナム、ベルギー、セルビア、モルディブ、インド、パキスタン、ナイジェリア、ガーナ、コロンビア、ベネズエラ、南アフリカ)に及ぶ国の子どもたちが在籍していました。2021年現在では12か国の国際色豊かな子どもたちと外国人の先生がいます。年度によっては7割以上が外国人の子どもたちで占めることも度々ありました。 ここを卒園していく子どもたちは、多くは地域のインターナショナル・スクールに進学しますが、日本の小学校に進学するお子様も多数います。
 
私たちは、アメリカの共同型保育園(cooperative preschool-親と教員スタッフが共同で運営する保育園)からいくつかの運営システムを導入しました。特に、CCPPNS (California Council of Parent Participatory Nursery School)と親しい交流を行い、カリフォルニアやシアトルから、幼児教育に携わる著名な方々(「子どもが育つ魔法の言葉」の著書、ドロシー・ノルト博士、「言うことを聞かないのはなぜ」の著書、メアリー・シーディー先生)や、現場の教師や保護者、それに家族らも招待し、神戸市からの補助金を得てワークショップやフォーラムを幾度も開催し、大きな反響を呼びました。

私たちは、子どもたちが、愛情あふれる保育環境の中で、伸び伸びと成長、発達していきながら、一人一人の子どものニーズに応えられるように日々懸命に努力を重ねています。子どもたちが毎日登園することを楽しみにしてくれていて、休みの日もキッズブライトに行くと言ってカバンを背負って玄関に立っている小さなお子様もいることをきかされた時は、この仕事をライフワークにして良かったとつくづく思いました。これからもキッズブライトは子どもたちと一緒に成長し、新しい時代に応じて、新しい能力を育てることができるより質の高い教育環境を目指しながら、保護者の皆様のご期待とご要望にお応えできればと思います。

キッズブライトのミッション

■ 子どもたちに愛情あふれるきめ細かな保育と、質の高い教育環境を提供すること。
 
■ 子どもたちの中に異文化への興味と関心を呼び起こし、将来「地球市民」として貢献できるよう導いていくこと。
 
■ 神戸らしいインターナショナル・チャイルド・コミュニティ・センターのモデルになり、「国際的なコミュニケーション能力」をもった子どもたちを育てること。